最近まわりに、ZOOM(ズーム)というビデオ通話のアプリを、オススメしています。
オススメする時「これを見たらZOOMの良さが分かるよ!」と一言で済んでしまう記事が欲しかったので作ってみました。ZOOMはスマホ、タブレット、PC、何でも使えます!(2018.3.30現在)
これまでのビデオ通話とはひと味違う。ZOOMが解決してくれたもの
Q.ITが得意でない人に説明することが難しいです。
A.ZOOMは、細かいことが分かってなくても始められます。
例えばSkype(ビデオ通話アプリ)を教えようとして挫折した方、ITが苦手な人でも、「えっ?こんな簡単にできちゃうの?」って感じで始められてしまうので助かりました。
具体的には、インターネットさえ繋がっていれば、送られてきたURLをクリックして、表示されたもの2、3回クリックすれば繋がってしまいます。
Q.大人数になると音声が安定しなくて使い物になりません。
A.例え20人でも安定して繋がりました!(100名も!)
音声が聞こえづらくなると、会話になりません。100%ではありませんが、通信の安定性が格段に向上しています。はっきりいって驚きました。テレビ会議システムとか要らない・・・。って思います。
Q.ビデオ通話では伝わらない、やはり対面でないと。
A.もちろん、その通りです。ビデオ通話と対面では担う役割が違います。対面の代わりとしてのビデオ通話では無いのです。ビデオ通話ならではの良さを生かすことが大切です。
もちろん、コミュニケーションの質はより対面に近付いています。
ZOOMが可能性にしてくれそうなこと。
通達(挙手×強制ミュート×レコーディング)
会議で決まった内容を複数の階層を通して口頭で伝えると「最後の階層まで意図が伝わらない」ということが頻繁に起こります。内容が複雑であればあるほど伝わり辛くなります。伝わらなければ前には進みません。
また伝わるまでに多くの時間もかかります。決定事項への問い合わせがあっても「それでは返事はまた来月」となってしまいます。受けた質問を共有することが出来ないので、同じ質問に何度も返答しないといけないかもしれません。
では対面で伝える以外の方法はどうなのでしょうか。
文書ではニュアンスを伝えるのは難しく、作成にも時間がかかります。動画を撮影して配るにしても、動画を撮影は伝える相手が見えないので、慣れていないと中々気持ちがこもりませんし、見てくれているかも分かりません。やっぱり質問は後で、ということになります。
そんな時、ZOOMが使えます。
誰かがスマホかタブレットかPCを持っていれば準備はOKです。難しい設定は必要ありません。
インターネットが繋がっていれば、スマホでもタブレットでもPCでもOKです。メールでURLを送って、数回クリックすれば繋がります。あとは伝えたい内容を話すだけ。話し中は参加者からの音声は全てミュート(無音)にできます。そうすれば操作がよく分からない方の声が混じってしまうことはありません。
説明が終わったら、質疑応答の時間。質問がある人には「挙手」をして貰います。挙手があった方の音声だけ聞こえるようにできます。
そして受け答えの様子は「レコーディング」ですべて録画・録音できます。参加出来なかった方には後から動画を見せることも出来ますし、質疑応答の内容を文書にして渡せば、理解を促します。
しかもZOOMはビデオ通話でみんなの顔が見えるので、普段見られない顔も見ることができるという特典付きです。無料でも40分だけなら100人まで同時に繋がります。(有料版は時間無制限です。月額約1700円※主催者のみでOKです)
ZOOMの機能たち
ZOOM(ビデオ通話アプリ)が持っている魅力的な機能をざっくりとお伝えします。
チャット
通話中にチャットできます。全員、または特定の一人に対して可能です。口頭だけで不安な時は文章で!移動中でも聞きながら返事はチャットで!という使い方もできそう。
画面共有
いろいろな画面を共有して、見たり、描いたり、操作することができます。
ホワイトボード
言葉だけじゃ伝わらなくて、サラッと図を描いて伝えたい時には、電子ホワイトボードが使えます。本物ホワイトボードみたいに、文字や図をみんなで同時に書き込めます。保存もできます。
iPhone/iPad
同じWiFiに繋がっていることが条件ですが、iPhoneやiPadの画面をみんなに共有することも出来ます。操作の仕方を簡単に教えられます。
PCの画面
自分のPCの画面を共有できます。全画面の共有も、一つのウィンドウだけを選んで共有することもできます。お互いに承認すれば相手の画面を操作することも出来てしまいます。ZOOMを通して、遠隔で操作してあげながら、操作方法を教えることが出来ます。
他にも議事録・写真・動画など、自分の画面に映っているものを共有できます。共有した画面へみんなに図を書いて貰ったりすることも可能です。
ブレークアウトルーム(グループ別ビデオ通話)
指定のグループに分けて通話することができます。大人数で話していて、ちょっと数人に分かれて意見交換をしたい時などに使えます。可能性の幅は広いです。
挙手
多数決を取ったり、発言の許可を得たり、対面の会議や講演会ではよく使われる「挙手」ができます。
投票
ZOOMの中で投票することができます。
強制ミュート(無音)
ホスト(主催者)は参加者を強制的にミュート(無音)にすることができます。大人数の話し合いで使い方の分からない方が音を消せずに困ってしまう何てことはもうありません。
レコーディング(録画/録音)
ボタン一つで、録画と録音が同時にできます。レコーディング後は、音声ファイルと動画ファイルをつくってくれるので、議事録も簡単です。
料金の話
フリー版※無料
- 無制限の1対1のビデオ通話
- 40分までのグループビデオ通話(100人まで)
- 自分のPCにレコーディング
プロ版※月額約1700円(14.99$)
- フリー版で可能なすべてのこと
- 無制限のグループビデオ通話(100人まで)
- クラウド上にレコーディング
ビジネス版(プロで版で十分なので説明を省きます)
エンタープライズ版(プロで版で十分なので説明を省きます)
道具を使えば、夢のようなことが出来てします。
それは知恵を使うことであり、よりよくしたいという愛だと思うのです。