自然と調和した生活

小さなお家をDIY#002_シャッターと過ごした3日間

シャッターを塗り替えたぞ!

前回の記事で、シャッターを塗り替えると宣言した1週間後、シャッターの塗り替えを達成した。難儀であった。でも楽しかった。
◎前回の記事→小さなお家をDIY#001_愛を込めてお掃除を

シャッターを塗り替えるために、ネットで情報収集を沢山したけど、やっぱり現実は甘くない笑
知り合いに塗装が分かる人がいたら、どれだけ助かったことか・・・。人との繋がりって大切だと切実に思った。

ということで、シャッターの塗り方を正確に知りたい人に捧げる記事じゃなくて、あくまで記録用に綴ろうと思う。

分かりやすいから、時系列で。

5月12日(土)

シャッターを塗ることが決まった日である。
そしてシャッターに塗る色が決まった日である。

小さなお家のDIYの難しい所その①は、このお家が僕の所有物じゃないところにあって、基本的に責任者に確認が必要

だから、色を相談した、決まった色は”ライトブラウン”「落ち着いた感じで、でも明るさも欲しい」そんな要望にお応え下さるお色

「ライトブラウン 塗料」の画像検索結果

そしてこのDIYの難しい所その②は、僕たちの信条を表現したい!というところ。DIYってホームセンターに行くと便利な道具が色々あって、欲を出すと際限がない。男の子だから、よりより際限がない。

でも僕たちの信条には、物を大切に、環境面に最大限配慮しながら進めていきたい。なるべく不要なものは買わずに工夫をしたい。シャッターの塗り替えも、単に外観の変えるって意味よりも、ちゃんと手入れすることでシャッターを長持ちさせる願いが強い。

でも、ごめんなさい。結構、色々と買った。自然を大切にしたかったら、それなりの知識が必要なんだね。

この記事をみて「もっとこんなやり方があるよ!」って教えて貰えるとありがたい。きっとまた違う場所を塗るから。

で、この日は、ホームセンターに行って色々なものを買った。いつ何を買ったのかまで書くと大変だから、最終的に買った物を一覧にしてみる。もちろん、借りれるものや元々持っていたものはそれを大いに活用した。

購入したもの一覧

予想以上に色々買ってしまった。

ここには使ったものしか載せていないけど、正直に言うと買って使わなかったものもある。

5月13日(日)

本当はこの日から作業を始めるつもりだったけれど、雨だったので断念

次の作業日まで、インターネットで実際のシャッター塗り替えの例を調べた。

5月19日(土)

AM7:00 小さなお家の前

一人で作業開始。

本当はちょっとしたイベントにして、みんなでやりたかったから、声はかけていたけれど、
自分も分かっていないことが多すぎで、あまり強くオススメはできず、先ずは一人で作業することに。

調べて分かったことだけど、塗り替えには4つの段階がある

  1. 下地処理(ケレン):サビを落としたり、元々の塗装を剥がす作業だ。これを怠ると塗り替えた後の耐久年数が著しく落ちるらしい。
  2. 下塗り(サビ止め):シャッターはスチールだから錆びやすい。サビ止めを塗る必要がある。塗らないとこれまたすぐ錆びてしまって長持ちしない。それに次に塗る塗料の密着性を高めることにもなるそうで欠かせない。
  3. 中塗り:お好みの色を塗る。
  4. 上塗り:中塗りと同じ塗料を塗る、重ね塗り。これをしないと下が透け透けでみっともない。もちろん長持ちもしない。

ディスクグラインダー(回転高速ヤスリマシーン)でシャッターを磨くこと1時間半予定では午前中にケレンを済ませ、午後に塗り、作業は一日で終了。翌日は万が一の予備日だった。

あれ。全然イメージと違う。三分の一くらい終わっているように見えるけど、拡大するとこんな感じ

隙間のところは全然磨けてないし、表面も塗装を剥がせているところとそうでないところがバラバラ。
彼は(シャッターさん)とても複雑な形状で、円盤状のディスクで磨くのはあまりにも困難だった。

これで細かいところまでOKなはず!針金のブラシが拡がるほどの高速回転

そこでホームセンターに行き、ワイヤーブラシなるものを導入

11:00から作業再開。1時間半ほどの作業でこんな感じ

初めてのディスクグラインダー。初めてのシャッター塗り替え。自分がやっていることが正しいのかも分からない。

けれど、ネットの写真でみた職人さんのケレンはもっとキレイだった。これはやり方の問題だ。
そう思って、やり方の工夫を繰り返し、やっとそれなりに進みが良くなった。4時間後くらい。

小さなお家の前は、作業着を着た人がよく通るので、「誰かプロよ、教えてくれないか」という思いを込めて、「DIYをやっています」の立て札も立てた(写真右下)

上の方は脚立に上りながらの作業。グラインダーを握る手もかなりプルプルしている。3時間後。PM19:13

なんとなく全体的にキレイになってきた。楽しいけれど、手が限界に近い。夜の作業はご近所迷惑なので控えた。耳栓しないと耳が痛くなるレベル・・・。

5月20日(日)

翌日のAM7:00 小さなお家の前

昨日の経験から、一人では終わらないと確信し、電柱が好きな電気工事士の鈴木くんにピンポイントで応援要請。快く快諾してくれた。ありがとう!!

誰かとやると楽しさが倍増する。本当に有り難い。

ちょっとゴールが見えてきて、欲が出てしまった。シャッターだけのつもりがサビだらけのレンガ上の鉄板も塗装することに。

鈴木くんはレンガ上の担当。僕はシャッターのケレンを少しだけ進めて、塗装準備へ。

塗装する時に塗料がまわりに飛び散ると、もう取れないので、周囲の保護を始めた。

先ずはマスキングテープ(紙テープ)を塗装しないギリギリのところに貼って、それから布マスカー(布テープにビニールがくっついている)を貼って、周辺を防護した。
でもこの手順は多分間違いだった、テープを貼った壁はデコボコだったから、後からマスキングテープが剥がれてきた。布テープの方が粘着が強いのだから、直接マスカーを貼っておけば良かった。

このマスカー・マスキングテープは可燃とはいえ、ゴミになってしまうのか・・・避けられない廃棄物。でも自分たちの技術を考えたら、周辺防護無しでの塗装は危険すぎるので、感謝して使った。

そして、遂に12:00

塗装作業開始

ああ、昨日のこの時間に始める予定だったんだ、やっとここまできた!

というわけで先ずは錆止めを塗っていく。真っ赤だ。

これで本当に大丈夫なのか?と心配になる。溝部分を刷毛で塗ってから、ローラーで全体を一気に塗る。慣れていないからか1時間ほどかかった。

レンガ上を塗ることになったから、塗料が足りなくなるということで、急遽購入に走り、昼食。

これが失敗だった。戻ったのがPM15:00

中塗りを始めた、色はあのインターネットで見た「ライトブラウン」の予定だったんだけど、

残念、ホームセンターには無かった。何でもあるはずというのが間違いだね、感覚を変えなきゃ。代わりに似たような色「シトラスイエロー」なる色を使用。もちろん、シトラスの香りは無しだ。

塗りおえたところで、重大な問題発覚!!

塗料の乾燥時間が夏期は30〜60分と書いてあって、
夏ような日差しだったから、60分もあれば大丈夫だろうと段取りしていたんだけど、

よくよく読んでみると、、、

●塗り重ね時間の目安: 夏期/2時間以上

まじですか・・・。

そのとき既に16:30頃で、日差しも弱っていて多分3時間ぐらいは必要

しかも暗くなると細かいところが見えなくなるので、結局やり直しになってしまう。明日は仕事だけど、この作業現場を1週間そのままにしておくわけにもいかないし、どうしよう・・・。

まあいっか。

早々に、今日仕上げることを諦めた。諦めたんじゃない、明らかに見たんだ。シャッター塗り前線からの戦略的撤退

そこで汚れきった雨樋を塗ることにした。それが思いのほか見栄えを良くした。

で、その日に作業が終わらないので、翌朝の出勤前に総仕上げをすることに。

5月21日(月)

AM5:00 小さなお家の前で一人(塗装だけなのでご近所迷惑にはならないので)

出勤時間を考えると作業時間は2時間半。これまで幾度となく繰り返してきた予定の変更、でも今日は失敗が許されない。昨夜に立てた予定のメモ通りに行動する。

4:30 自宅
5:00 小さなお家 着(自転車)
着替え 10min
シャッター塗装 60min
上部塗装 20min
マスキング剥がし 片付け  20min
着替え 10min
7:00 朝食
7:38 小さなお家 発(電車)

結果・・・間に合った。

朝食の時間も使ってしまったけど、無事完成!
楽しかった!

この3日間で一番段取りのよい作業だった。少しは成長したようだね。

おわりに

本当はもっと細かいことも書こうと思っていたのだけれど、本当にキリが無くて、やめておくことにした。

次は内装に手を出す予定。照明の変更が次のターゲット。

今は蛍光灯を使っているから、これをLEDに変更するつもり。でもそうするとどうしても元々設置されていた蛍光灯の器具が不要品になってしまうから、これをどうにか生かせないかを模索中。アイデア募集中